昔に思いを馳せて

この記事を呼んで、ふと私が初めてパソコンに触れた頃のことを思い出した。

time-space.kddi.com

インターネット古参、老人会の人に言わせればまだまだ新参ではあるが、つらつらと思い出を書いていこうと思う。


初めて触れたのはおそらく小学3年生くらいの時期で、2002年か2003年のことであるから、今からかれこれ15年も前のことになる。当時実家にあったのはWindows 98が搭載されたノートPCであった。その当時ですらやや性能も悪く、ボンバーマンのオンラインゲームのページを開いただけでIEが応答なし、強制終了するしかなくなったことは、今でもはっきりと思い出される。

所属していたバスケ部の活動予定表が印刷されて配布されており、所属している誰かがボランティアで作成していたが、いつしか自分が作るようになっていた。Excelで作成されており、表計算以外に使うなと言う意味で今となっては怒られることかもしれない。

いつから始めたのかはわからないが、当時小学3,4年の私が作ったことで親は褒めてくれたし、他の保護者からも凄いねと言われるのが無性に嬉しかったことを覚えている。その経験があったからこそ、今の自分に繋がっているのは間違いがないだろう。


先に紹介した記事にもあるように、ちょうどインターネット常時接続が出始めた時期だった。実家ではケーブルテレビに加入しており、その恩恵を得られていたことも大きい。まだ従量制の家庭も多かったし、電話が来たら回線が切れる家庭もあったので、当時から比較的快適なインターネット生活を送れていた。

いわゆるFLASH黄金世代が終わりかかっていた時期なので、友人といろいろなものを見ては腹を抱えて笑う、あるいはドッキリ系でビビっていた。

私が親だとしたらあまり見せたくないな〜と思うコンテンツもあるが、今のインターネットよりはなんだかんだマシなのかもと思ってしまう。


ところで皆さんはッパえもん赤い部屋が公開されているYahoo! ジオシティーズをご存知だろうか。

当時無料でWebページを公開できる場所で、かつ過度な広告が無い場所として人気であった。今でこそ無料で広告が少ない(あるいは広告そのものがない)レンタルサーバは多いものの、尋常じゃない広告が表示されたり、開設には審査が必要だったり、大学生が勉強のために公開したサーバが一瞬で定員に達したりとそういう時代だった。

ジオシティーズはページ上部などにバナー広告がはいるだけで、レイアウトが崩れるようなことはなかったし、HTMLを知らなくてもそれっぽくページを作れるし、と自分もお世話になったことがある。

今でもサービスは継続しているが、果たして利用者はどれくらいいるのか疑問ではある。


時は少し飛んでガラケー全盛期。中学2年生になりケータイを手に入れた私は、当時の流行りであった前略プロフィールを作成していた。なんとなく色々入力するの恥ずかしかったので、あまりプロフィール自体は入力していなかったものの、「リアル」と呼ばれる日記投稿システム*1や友人のプロフィールへのリンク集、誰でも投稿できるゲストブックなどは作っていた。

curazy.com

前略プロフィールに関して、今でも鮮明に思い出されることが一つある。

私の中学校は少し「荒れていた」ので、いわゆる不良も多かった。野球部が集団で下校しているとき、校門から見えない位置に曲がった瞬間に全員がタバコを吸い出すのを目撃したこともあったし、先生に掴みかかっていく人間もいた。それでも同学年の生徒同士では表立って衝突はなかったので、極端な騒ぎにはならなかったが。

もちろん、男子だけでなく同じようなマインドの女子もたくさんいた。

「リアル」で鍵をかけて一部の人間の悪口を言う、ゲストブックに喧嘩腰で書き込む。まとまっていないだけである種の裏サイト化していた。ゲストブックに「調子に飲んなよブス」と書き込まれれば、「お前ネットでしか言えねーのかよ」と書き込み、「じゃあx時にxx(近所のスーパー)にこいや」となる。「なんでxx(近所のスーパー)にこねえんだよ」「は?お前がこなかったんだろうが」と傍目に見ればアホみたいな会話をインターネット上で繰り広げているわけである。

自分が同じことをやっていないからこそ笑い話にしているが、当の本人たちからしたら黒歴史にほかならないだろう。田舎の人々は結婚も子供ができるのも早いので、ほとんどが結婚して子供もいるのだろうけど、彼女たちのいい思い出になっているのだろうか。

私はべつのことで黒歴史のようなものがあるので、今でも思い返すと頭を抱えてしまう。


単純にいくつか書いてみたけれど、インターネットのリソース、たとえばWebサーバとかは簡単に利用できるようになっていい時代になったと思う。少しコマンドを叩けばGithub Pagesなんかでホスティングできるし、Jekyllのようなツールもたくさんあるし。

一方で、インターネットの利用方法で強く咎められる時代になってしまったとも思う。一般に普及して誰もが利用できるようになったことで、リテラシーがなくても使えるようになった。ネチケット()と笑われることもあるだろうが、今こそ必要な時代になってきていると感じる。小さな悪意を持って行動すれば、小さな悪意の群れが大きな悪意となって襲い掛かってくるし、そもそも小さな善意や正義感が集まって牙を向いてくることも往々にしてありえる。

なにはともあれ、もっと人に優しいインターネットになってほしい。


勢いに任せて書いていったら、長いだけで中身が無いエントリを書いてしまった……。

youtu.be

*1:今で言うとTwitterが利用感覚的に近い